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にじいろ薬局 幼児の副鼻腔炎②

更新日:2026年09月01日

今月の子どものみみ・のど・はなの症状QAは、小児の副鼻腔炎についてです。

 

小学4年生のとおる君は以前から鼻がつまり、黄色い鼻汁をたらすことも多く、ティッシュを手放せません。耳鼻咽喉科医に副鼻腔炎と診断され、通院し鼻汁の吸引などの処置と飲み薬を続けています。最近ようやく鼻づまりは軽くなり鼻汁も出なくなりました。現在は、かぜが長びいたときに短期間治療を受ける程度です。

 

Q1.副鼻腔はどこにあるのですか?

A.副鼻腔は、頬〈ほお〉(上顎洞〈じょうがくどう〉)、両目の間(篩骨洞〈しこつどう〉)、そして額〈ひたい〉(前頭洞〈ぜんとうどう〉)の下の骨の中にあり、粘膜でおおわれた空洞でそれぞれが鼻の中とつながっています。

 

Q2.副鼻腔炎(蓄膿症〈ちくのうしょう〉)とはどのような病気ですか?

A.かぜなどで鼻の粘膜に急な炎症がおこり、それが副鼻腔の粘膜にひろがって副鼻腔炎をおこします。この急性副鼻腔炎は適切な治療を受けると12週間で治ることが多いですが、放っておくと長引いて慢性副鼻腔炎になってしまうことがあり、治療に時間がかかります。

 

Q3.どのような症状をおこしますか?

A.鼻がつまったり、ねばっこくて色のついた鼻汁が多く出ます。また、においがわかりにくくなったり、鼻汁がのどにまわって、せきの原因になることがありますし、鼻づまりのために頭がぼーっとして、勉強が手につかなくなることもあります。ときには頭痛や発熱を伴うこともあり、鼻とつながっている中耳に影響をおよぼし、急性中耳炎、滲出性中耳炎〈しんしゅつせいちゅうじえん〉をきたすこともあります。さらには、のどの炎症、気管支炎、ときには鼻づまりによる睡眠障害をおこすこともあります。

 

日本耳鼻咽喉科頭頚部外科学会HPより(https://www.jibika.or.jp/

 

 

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