先日、当薬局で高齢者疑似体験を行い、スタッフが体験しました。

ヘッドホーンや特殊メガネ、軍手をはき、手足にサポーターや足首の重りを装着、また前屈み状態になり、日常生活動作を疑似的に体感しました。

・少し離れたところからの声掛けだと、話されていることがわかりにくい

・近づかないと文字が見えにくく、色の識別もわかりづらい

・ボールペンを持ちづらく、問診票などの文字が書きにくい

・立ち上がりや歩行に時間がかかり、荷物があるとさらに時間が必要

・階段の昇り降りがこわい

・かばんの中から財布を出したり、小銭を出すのが億劫

・輪ゴムを外して1回分を用意したり、錠剤を包装から取り出しにくい

筋力や視力、聴力などの身体的な変化を体験することで、高齢者の気持ちや行動を理解することができ、新たな気づきや思いがあり、高齢者とのコミュニケーションの取り方を改めて考えるいい機会になりました。

困っていることや不安な気持ちが少しでも和らぐよう、高齢者のみならず皆様へのサポートを心掛けていきたいと思います。