血圧が基準値(140mmHg/90mmHg)より高い状態が続くことを高血圧症といい、患者数は全国で約4300万人いると言われています。

加齢、肥満、塩分の取りすぎ、ストレス、過度な飲酒、喫煙などによって血管に柔軟性がなくなったり、脆くなったりすることで動脈硬化が起こり、脳梗塞や狭心症などを引き起こします。高血圧症はなかなか自覚症状がないですが、しっかり対策していきましょう！

高血圧対策

・食事の改善

高血圧の最大の要因である塩分を抑える他、コレステロールや飽和脂肪酸の多い食品を控える、魚、野菜、果物中心の食事に変えるなどしましょう。

・適度な運動

1日30分程度の速めのウォーキング、軽いジョギングなどの有酸素運動から始めるのがいいでしょう。激しい運動や腕立てなど息を止めるような運動はかえって血圧を上げてしまうので注意しましょう。

・飲酒は気をつけて

飲酒自体悪いことではありません。飲み過ぎに注意しましょう。1日の目安量はビールで中瓶1本、清酒で1合までです。

 ・禁煙

喫煙は百害あって一理なしです。少しずつ本数を減らすところから始めましょう。