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水足店ブログ 万病のもと!糖尿病「怖い!合併症」
更新日:2024年07月01日
糖尿病が進行すると、認知症や脳卒中、心筋梗塞など命に関わる病気につながる危険が高まります。 こうした原因の一つが、血液中のブドウ糖が過剰に増えたことで、全身の血管が傷つくことだと考えられています。なぜ高血糖だと血管がダメージを受けてしまうのでしょうか?
血液中に増え過ぎたブドウ糖は血管の壁にある内皮細胞に入り込みます。すると、活性酸素が発生し、血管を傷つけてしまうと考えられています。また、増え過ぎたブドウ糖は細胞内のたんぱく質に結合する性質があります。血管の細胞とブドウ糖が結合すると、細胞が変質してしまい、正常な機能を保てなくなってしまいます。 これらの原因から、高血糖状態が続くと全身の血管が傷つけられ、さまざまな合併症が起こると考えられています。
糖尿病と診断されても多くの場合は、自覚症状がありません。ところが、血糖値が高い状態を長く放置していると、目や腎臓の細い血管など全身のあちこちの血管が傷つき、さまざまな病気を招いてしまいます。これを糖尿病の合併症と言います。
目が悪くなる糖尿病網膜症、腎臓が悪くなる糖尿病腎症、神経が悪くなる糖尿病神経障害の3つが代表的で「三大合併症」と呼ばれます。最悪の場合、それぞれ失明、血液透析、足の指などの切断にまで至ります。 また、糖尿病は動脈硬化を進めて、脳梗塞や心筋梗塞といった命に関わる病気を引き起こすこともあります。
がんと認知症も糖尿病の合併症と考えられています。がんも認知症も危険性が高まります。
自覚症状がないからといって油断禁物です!