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長砂店ブログ 腸内フローラ
更新日:2023年10月06日
『腸活』とは
私たちの腸内には1,000種類以上の多種多様な細菌が約100兆個生息しています。
これらの細菌の集団は「腸内フローラ」と呼ばれ、バランスをとりながら腸内環境を保っています。この腸内フローラのバランスを整えることを、『腸活』といいます。
『腸内フローラ』は健康に関わる、3つの役割を担っています。
- 消化できない食べ物を身体に良い物質へ作り変える
- 腸内の免疫細胞を活性化し、病原微生物(ウイルスや菌など)から身体を守る(腸のバリア機能向上)
- 「腸内フローラのバランス」を保ち、健康を維持する
腸内細菌
腸内細菌は、大きく分けて【善玉菌】、【悪玉菌】、【日和見菌】の3つです。
この菌のバランスが「2:1:7」の状態が、理想的だとされています。
【善玉菌】
ビフィズス菌や乳酸菌など。腸の消化吸収を促進し老廃物を除去するなど、腸によい影響を与えてくれます。
【悪玉菌】
ウェルシュ菌、腸球菌、大腸菌(有毒菌)など。脂質や動物性たんぱく質を好み、腸内で有害物質を作り出します。悪玉菌が増えると、便秘や下痢などおなかの不調や肌荒れ、アレルギーなどを引き起こすこともあります。心身のさまざまな不調や老化の引き金になることもあります。
【日和見菌】
バクテロイデス、大腸菌(非病原性)、ユーバクテリウムなど。腸内の善玉菌・悪玉菌の、優勢な(多い)方に味方します。
腸活は、健康の第一歩
腸内フローラのバランスを整えるために、まずは毎日の食生活を見直してみましょう。
食物繊維を多く含む野菜・果物・大麦、善玉菌を多く含むヨーグルト・ぬか漬け・納豆・キムチ・みそ・チーズなどの発酵食品を普段から摂り入れることで、多種多様な善玉菌を増やすことが期待できます。
また、適度な運動や質のいい睡眠をとることも、腸活には大切なことです。