ストレッチには様々な種類があります。

どのような違いがあるかを知り、目的に合ったストレッチを行うことが大切です。

今回は静的ストレッチについて紹介します。

 

静的ストレッチ（スタティックストレッチング）

反動を使わずゆっくり関節を動かしながら、目的の筋肉を伸ばすストレッチです。

関節の可動域を効率よく広げて柔軟性を増し、筋肉の疲労状態を解消します。

適度な伸び感で一定時間、同じ姿勢を保持する動きが特徴で、体力や運動経験がない人でも行いやすく、傷害の発生率も低いです。ただし過剰な力をかけて伸ばすと伸張反射を起こしがちで、組織が損傷した箇所を伸ばすと傷を悪化させるおそれもあります。

※伸張反射…筋肉を瞬間的に伸ばそうとすると反射的に縮もうとして緊張し、硬くなること

 

パートナーストレッチング

パートナーが動きをサポートする、他動的な静的ストレッチです。

柔軟性が低い、あるいは力みが生じやすい部位は一人ではうまく伸ばせませんが、パートナーの力を借りれば脱力しやすくなる為伸ばしやすくなります。アスリートなど限られた人に専門家が施すものという位置づけでしたが、最近ではパートナーストレッチ専門のスタジオも増え、身近な存在になりました。

 

日々の生活の中で少しずつストレッチを取り入れ、元気な身体を維持しましょう！

 

 

参考　世界一伸びるストレッチ