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にじいろ薬局 耳の症状③

更新日:2024年01月01日

あけましておめでとうございます

皆様にとって素晴らしい一年でありますように!

 

今月も耳の症状の続きです。

お正月の休暇中、ご家族から「TVの音が大きいんじゃない?」なんて言われた方はおられませんか?こんな病気が隠れているかもしれませんよ!

 

聞こえが悪い

 「聞こえにくい」という症状は、「難聴」とも呼ばれます。難聴の起こり方は、生まれつき聞こえが悪い先天性難聴や徐々に聞こえにくくなるもの、ある日突然聞こえなくなるものまで様々です。例えば、いわゆる加齢性難聴は、両方の耳が同じように長年かけて徐々に聞こえにくくなる状態で、誰しもがいつかは経験することになります。大きな音を聞いて起こる音響外傷、叩かれたり、耳かきを刺してしまったりすることで起こる外傷性鼓膜穿孔、原因となる病気がないにもかかわらず、聞こえが悪くなる機能性難聴などもあります。片耳の難聴、急になった難聴や変化のある難聴、耳なりやめまいを伴う難聴、耳だれや耳の痛みを伴う難聴は、メニエール病突発性難聴中耳炎などの治療可能な耳の病気で聞こえにくくなった可能性がありますので、早めに耳鼻咽喉科を受診することをお勧めします。小児難聴ムンプス(おたふくかぜ)難聴はこちら
 また、難聴は認知症の予防可能な因子の中で最大の危険因子ともいわれており、難聴を放置しておくと認知症やフレイルの原因となりますので注意が必要です。補聴器の効果が期待できることが多いので「難聴」と「補聴器」の両方を熟知した日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会認定の補聴器相談医に相談してみましょう。

 

一般社団法人 日本耳鼻咽喉科統計部外科学会HPより引用(https://www.jibika.or.jp/

 

 

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