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にじいろ薬局 頭・顔・首の症状⑥
更新日:2025年11月01日
紅葉の便りがきこえるようになりました。
あんなに暑かった夏も、もうずいぶん前のように思えてきます。
肌寒さを感じることもありますが、体を動かすにはいい季節。芸術の秋!スポーツの秋!食欲の秋…とも言いますが、何事もバランスが大切ですね。
今月も引き続き、頭・顔・首の症状です。
くびが痛い
くびは常にボーリングの球ほどの重さのある頭を支え、また頭と体をつなぐ重要な器官が通っている場所です。ひと口にくびの痛みといっても、表面、奥の方、その中間、さらに、前、後、側面など部位によってさまざまな原因が考えられます。そこで、原因を調べるために、まず表面を見て、外傷、おでき、ヘルペスなどの有無をチェックします。次に、リンパ節、筋肉の張り具合、血管や神経の走行に沿った痛みの有無、しこりの有無、顎下腺、甲状腺などを指で触って調べます。のど、気管、食道の入り口など、くびの一番奥の部分に対しては、鼻から内視鏡を使って観察することができます。必要に応じて超音波検査やCT、MRIも行われます。以上の検査に関しては耳鼻咽喉科・頭頸部外科の専門分野です。頸椎、靱帯、筋肉などについての検査は整形外科の領域となります。治療は原因によって異なりますので、まずは原因検索のために耳鼻咽喉科か整形外科を受診してください。
一般社団法人 日本耳鼻咽喉科統計部外科学会HPより引用(https://www.jibika.or.jp/)





