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にじいろ薬局 顔・頭・首の症状④

更新日:2025年09月01日

季節の変わり目…気温変化や気圧の変化が出てくると、自律神経のバランスが乱れて体調が悪くなる方も出てきます。

夏の疲れもたまっている頃、こころとからだを休めることが大切です。

ストレス発散、十分な睡眠、自分をいたわる時間も必要ですね!

 

「頭・顔・首の症状」の続きです。

 

顔が曲がる

顔の一部が思うように動かなくなったり、顔が曲がった状態になると顔面神経麻痺が疑われます。顔面神経麻痺には末梢性と中枢性があります。片方の顔面に違和感を感じる、まぶたが閉じにくくなる、水を飲むと口から漏れてしまうといった症状で気付かれることもあります。顔面神経には、涙や唾液の分泌に関わる神経、味覚をつかさどる神経、大きな音から内耳を守るために鼓膜の動きを調節する神経などが含まれています。そのため、麻痺と同時に、涙や唾液が出にくい、味覚障害、音が響いて聞こえるなどの症状を伴うこともあります。はっきりした原因がなく顔面神経麻痺だけが生じる場合は、最初の報告者にちなんでベル麻痺とよばれますが、体内に潜んでいた単純ヘルペスの再活性が病因ではないかと言われています。顔面神経麻痺と同時に耳の周囲に水疱(帯状疱疹)が見られる場合はハント症候群とよばれ、めまい、難聴、耳なりなどを伴うこともあります。

 

一般社団法人 日本耳鼻咽喉科統計部外科学会HPより引用(https://www.jibika.or.jp/)

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