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にじいろ薬局 睡眠時無呼吸
更新日:2023年04月01日
桜が咲き始めました。ふんわりと満開になった姿を見ると、なぜか心躍りますね。
咲いても良し、散っても良し!
この季節しか見ることが出来ない光景を楽しみたいものです。
(写真;にじいろ薬局 辻井)
春眠暁を覚えずといいますが、今回は睡眠中に出るこの症状についてです。
睡眠中に呼吸が止まることを睡眠時無呼吸と呼びます。成人の場合、いびきをかく人で、1時間に5回以上睡眠時無呼吸があり、日中に強い眠気や集中力低下などがあると睡眠時無呼吸症候群と診断されます。
診断には睡眠検査を行いますが、多く見られるのは、のどが塞がって起こる閉塞型睡眠時無呼吸です。顎が小さいことや肥満が原因となります。おもな治療には、CPAP(シーパップ)という治療器械をもちいる方法、マウスピースを夜間装着する方法と、のどを広げる手術があります。
小児でも睡眠時無呼吸が起こりますが、夜間にいびき、口呼吸、苦しそうな呼吸があるときには注意が必要で、日中には注意散漫や居眠りなどを起こす場合があります。アデノイドや口蓋扁桃肥大が原因の場合が多く、手術により改善を期待できます。成人、小児ともに耳鼻咽喉科で鼻やのどの診察をうけることによって、最適な治療法を決めるための情報を得られることが期待できます。
一般社団法人 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会 (jibika.or.jp)ホームページより