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中野店ブログ 手の痛みに注意
更新日:2024年07月02日
最近では手の痛みに悩んでいる人が多いといわれています。パソコンやスマートフォンの長時間使用も要因として挙げられますが、手に痛みが現れる病気は他にも多くあります。
手首痛、指痛、しびれを伴うものなど症状も様々で、日常生活に影響がある場合は病気を特定して早めに治療をしましょう。
【ドケルバン病】
手首の腱鞘炎。特に親指側に痛みが出る。タオルを絞ったり、物をつかんだりすると痛む。手を使いすぎることで発症しやすい。
【ばね指】
手のひらの指の付け根の腱鞘炎。症状が進むと指を曲げて伸ばそうとした時に、指がばねに似た動きになる「ばね現象」が出現する。更年期や妊娠・出産後の女性に多い。
【母指CM関節症】
親指の付け根にある関節の軟骨がすり減って炎症が起こる。握る・掴む・つまむ動作で痛みが出やすい。進行すると付け根が膨らんでくる。
【手根管症候群】
人差し指、中指を中心にしびれと痛みが出る。小指には症状が出ない。細かい作業がやりにくくなる。手を酷使する方に多い。
【ガングリオン】
手首の甲にできることが多く、ゼリー状の物質が詰まり膨らんだ良性の腫瘍。大きくなると神経を圧迫して痛みやしびれが出る。
【関節リウマチ】
手指や手首だけでなく、膝や足首など全身の関節に痛み、腫れ、こわばりなどの症状が出る。関節を動かさなくても痛みを生じる。熱っぽさやだるさも感じる。早めの診断、治療が大切。
【TFCC損傷】
手首の小指側に強い痛みや不安定感が生じる。転倒などによる手首への強い衝撃や、スポーツによる負荷の繰り返しで起こる。