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長砂店ブログ 飲み忘れてしまった薬(残薬)は薬局を活用して見直しましょう!
更新日:2022年05月16日
残薬とは・・・
残薬とは病院等から貰い、飲み忘れなどによりご自宅に残ってしまった薬のことです。
残薬による問題
残数は薬の適正使用や医療費の観点から社会問題の一つとなっており、厚生労働省の資料によると金額は年間500億円にもなると言われています。薬が適切に服用されていないと十分な効果が得られず、お体に良くないことが起こったり、治療期間が延長してしまう場合もあります。
なぜ残薬が発生するのか?
残薬が発生する主な原因や理由は、以下のように挙げられます。
- 飲み忘れや飲む量、回数の間違え
- 患者の不安や自己判断により飲む量を減らしたり、中断してしまう。
- 服用時間が生活習慣にあっていない
- 薬の管理が出来ていない
- 残薬があると云うと、失礼だと思うため相談できない 等々
残薬がある場合
ご自宅に残薬があれば、医師や薬局の薬剤師に相談しましょう。
薬局を活用して残薬を見直すことにより処方日数及び服用回数の調整(再利用)や、飲み忘れ対策等が可能な場合もあります。
残薬と薬の袋や説明用紙、お薬手帳などを持参し、薬局で相談してみましょう。
薬局での残薬解消に向けた取り組み
- 残薬数を把握し、医師へ処方日数の調整を提案します。
- 残薬の発生状況について確認し、医師へ患者の生活習慣に合った飲み方の変更や飲むのが難しい薬について、錠剤から粉薬など飲みやすい薬の形への変更を医師に提案出来る場合もあります。
- 1回に何種類かの薬を飲む場合、1回服用分ごとにまとめる事(一包化)も可能です。
*ただご留意だきたいのは、買い取ったり返品出来るわけではありません
薬局で回収できる場合もありますが、それを他の方に使うことはありません。
あと残薬確認や相談には、持参した残薬だけではなく薬局がもつ過去の記録も使用しますので、普段調剤を受けている薬局やかかりつけ薬局で相談することをお勧めします。