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長砂店ブログ 6月も熱中症に注意
更新日:2024年06月01日
熱中症は真夏だけではない!
「熱中症は真夏の気温が高い日にかかるもの」と思い込んでいませんか?確かに熱中症のピークは7月~8月ですが、発生数が増え始めるのは5月~6月なのです。
梅雨の晴れ間、梅雨明け直後など、身体がまだ高温多湿に順応できていないタイミングで急に気温が上がったり、蒸し暑くなったりすると、熱中症のリスクが高まります。
<熱中症の症状>
- 軽症:めまい、立ちくらみ、大量の汗、手足のしびれ、気分が悪い
- 中等症:頭痛、吐き気、体がだるい、集中力・判断力の低下
- 重症:意識がない、けいれん、高体温、呼びかけても反応がない
熱中症が疑われる人を見かけたら…
涼しい環境に避難させる
すぐに風通しの良い日陰やクーラーが効いている室内など、涼しい場所へ移しましょう。涼しい場所に避難した後も、しばらくは症状が急変するおそれがあります。熱中症の疑いがある人を一人にしないようにしましょう。
体から熱を放散させて冷やす
衣服ゆるめたり、体に水をかけたり、濡れタオルをあてて扇いだりするなどして、体から熱を放散させ冷やします。冷えた飲料水のペットボトルを、首の付け根の両側、脇の下、鼠径部に広く当てて、皮膚直下の流れている血液を冷やすことも有効です。軽症の場合、これで良くなることがあります。
自力で水分補給を促す
冷たい飲み物は胃の表面から体の熱を奪うと同時に、水分補給もできます。応答が明瞭で、意識がはっきりしているなら、冷たい飲み物を持たせて、自分で飲んでもらいましょう。
「呼びかけや刺激に対する反応がおかしい」、「応答がない」ときには、誤って水分が気道に流れ込む可能性があります。これらの場合には、すぐに病院での点滴が必要です。