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にじいろ薬局 気管支喘息(ぜんそく)とは

更新日:2022年03月01日

気管支喘息ってなに?

気管支喘息は、急に空気の通り道となる気管支が狭くなってしまい、「ヒューヒュー」「ゼーゼー」し始めて呼吸が苦しくなる状態(いわゆる発作)を繰り返す病気です。気管支喘息では、気管支に慢性的な炎症が起こっていることが分かっています。この炎症のために簡単な刺激が入っただけでも気管支の壁が腫れたり、粘液(痰)が分泌されたり、気管支の周りの筋肉が縮もうとしたりして気管支が狭くなってしまい発作が起こります。そのため、炎症を治さない限りいつまでも発作が出現します。さらに、長く炎症が続いてしまうと気管支自体が硬くなって治療が難しくなる「リモデリング」といった状態に陥ってしまいます。

気管支喘息症状を起こす悪化要因

気管支喘息症状を悪化させる要因には以下のようなものがあります。

悪化要因の例

・風邪などの感染症  ・天候や大気汚染

・ダニやペットの毛など(吸入タイプのアレルゲン)  
・受動喫煙  ・激しい運動  ・カビ  ・ストレス  など

上記の中で自分の症状がどのような悪化要因と関連しているのかを正しく知ることでその対策を考えることができます。

 

出典:気管支喘息(ぜんそく) | 国立成育医療研究センター (ncchd.go.jp)

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