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中野店ブログ 薬 よもやま話 4

更新日:2023年02月03日

今回は麻の話。麻というと夏の服と言うイメージがあり、実際にそのようなものだと認識されています。

麻は中央アジア原産の一年草。皮から繊維をとり、実は鳥の飼料とするほか、緩下剤として麻子仁丸の主薬とされます。麻の品種は、用途別に「繊維用」「食用」「薬用」の3つに分けることができます。

また、麻の一部には大麻も含まれています。

大麻は精神依存性があり、日本では法律によって規制されています。

 

大麻の花や葉には「THC(テトラヒドロカンナビノール)」という脳に作用する成分が含まれており、大麻を乱用すると以下のような様々な影響があります。

*知覚の変化(時間や空間の感覚がゆがむ)

*学習能力の低下(短期記憶が妨げられる)

*運動失調(瞬時の反応が遅れる)

*精神障害(統合失調症やうつ病を発症しやすくなる)

*IQ(知能指数)の低下(短期・長期記憶や情報処理速度が下がる)

*薬物依存(大麻への要求が抑えられなくなる)

 

若者を中心に大麻の乱用が拡大。薬物乱用の低年齢化が問題になっています。

早い時期から繰り返し、薬物乱用防止に向けた教育・啓発が大切です。

 

STOP!!薬物乱用

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