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長砂店ブログ 夏の食中毒に気を付けよう!

更新日:2025年08月01日

細菌が原因となる食中毒は夏場(68)に多く発生しています。

代表的な原因細菌は、腸管出血性大腸菌(O157O111など)やカンピロバクター、サルモネラ属菌などです。食中毒を引き起こす細菌の多くは、室温(約20℃)で活発に増殖し始め、人間や動物の体温ぐらいの温度で増殖のスピードが最も速くなります。例えば、O157O111などの場合は、7℃から8℃ぐらいから増殖し始め、35℃から40℃で最も増殖が活発になります。

 

≪細菌性食中毒を防ぐ3原則≫

原則1:細菌を食べ物に「つけない」

・調理や食事の前、生の肉や魚・卵を取り扱う前後、おむつ交換後やペットに触れた後、残った食品を扱う前には丁寧に石けんを使って手を洗う。

・包丁、まな板、食器などをきれいに洗い、清潔に保つ。

・調理していない魚や肉は、他の食品とは分けて包装し、保存。

・焼き肉などの場合、生の肉をつかむ箸と焼いた肉をつかむ箸は別にする。

・他の食品に付着しないよう、密封容器やラップを使用して保管。

 

原則2:食べ物に付着した細菌を「増やさない」

・肉や魚などの生鮮食品やお総菜などは購入後できるだけ早く冷蔵庫に保存。

・食品の解凍は、冷蔵庫内や電子レンジで行い、室温で長時間放置しない。

・作った調理は早いうちに食べる。

 

原則3: 食べ物や調理器具に付着した細菌を「やっつける」

・肉料理は中心部を75℃で1分以上加熱する。肉や魚はもちろん、野菜なども加熱して食べれば安全。

・肉や魚、卵などを使った後の調理器具は、洗剤でよく洗い、熱湯をかけて殺菌。台所用の殺菌剤の使用も効果的。

 

≪食中毒かな?と思ったら≫

 下痢で頻繫にトイレに行く、吐き気がする、繰り返し吐くといった症状が出たら、市販の下痢止めなどの薬を服用するのではなく、早めにお医者さんに診てもらいましょう。

 

 

参考:厚生労働省ホームページ 政府広報 食中毒予防

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